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スポンサードサーチから見る新たなSEO

オーバーチュアが「新スポンサードサーチ」への移行を開始してから1週間が経過した。新スポンサードサーチへの移行はいくつかのグループに分け、2〜3ヶ月の間に移すと言うことだから、「新スポンサードサーチ」の仕組みが完全にリリースを迎えるのは今夏ということになるだろう。
詳しい仕組みはオーバチュアのサイトをご覧頂きたいが、大きな違いはクリック数に応じて広告順位が入れ替わると言うこと。従って、これまでは単純に入札価格という金銭面での投資のみで広告順位を上位に押し上げることができたが、今後は顧客にとって魅力的な(クリックしたくなるような)広告作りが欠かせなくなる。
一方で、Googleは既にキーワードのクリック率、キーワードと広告テキスト、リンク先ページの関連性をベースとして「品質スコア」というランクを設定することで、入札価格と品質スコアによる複合的なサービスを行っている事から今後のSEO対策というのはページのレイアウトや作り方だけでなく、いかに消費者にとって興味を覚えさせるか?という広告の原点とも言える問題について考えさせるところまで来たと言えよう。
ちなみにこういったスポンサードサーチの仕組みはテクニック主体のSEO対策を主導としてきたコンサルティング企業にしてみれば新たな項目について検討をしなくてはならないが、広告・宣伝を行う企業や広告閲覧者から見れば朗報だ。
単に資金を投入すれば上位にランクインされる。という仕組みでは広告費用の張り合いになり、資金力のある企業としても対費用効果というのが薄れてしまう。ましてや体力の無い中小企業は素晴らしい商品やサービスを持ったとしても広告宣伝費の壁に阻まれてそれを世に知らしめることができないと言うことに陥る。一般にシェアを2倍持つ企業に対して同様の効果を得るとするならば、大手企業の150%を広告宣伝費に投入しなければならないという通説があるぐらいであり、広告宣伝費というのはとかく効果を得るのが難しい。
そんな状況とは裏腹に、消費者にしてみれば良い商品を知りたいというのが本音であり、それは豊富な資金力を背景に商品開発を行う事が可能な大手企業の事を間接的に指すのかもしれないが、大手企業=良い商品を売っている。というのは往々にして当てはまるが必ずしもイコールでは無い。
入札価格と広告コンテンツの魅力がどのようなアルゴリズムによってスコアに反映されるかによるため、一概には言えないが今後も益々SEOの在り方のみならず広告・宣伝の在り方について問い直さなければならない事は疑いがなさそうだ。
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