サイトのスパム対策は万全か?
SEO対策は一過性のものではなく継続して行うもの。従って、SEO対策だけでなくSMO対策、SBO対策と進化し続けるインターネットマーケティングについても常に新たな方法を追い求め、効果的に活用する事はSEO対策に従事している人であれば当然のことといえよう。
しかし、新しいサービスやアプローチと言うのは良くも悪くも洗練されていないが故に思わぬ弊害を生むことがあるので注意が必要だ。それはSEO対策だけでなく、SMO対策、SBO対策においても例外ではない。
複雑化するSEO対策
近年、新たな問題としてあがっている「スパム」を検討する前に、SEO対策についても様々な対策が必要な例を挙げてみよう。
インターネットという言葉と共にWebによる広告がまだ黎明期にあり、検索サイトという言葉がまだそれほど社会的に知られていない時期、「背景色と同じフォントカラーで無数のキーワードを列挙する」といった方法で自サイトへの誘致を行うサイトが多く見られ、また、それを「効果的なアクセス増加方法」として紹介するものがあった。
しかし、こういった検索エンジンの仕組みを逆手にとった方法は検索サイトを利用するユーザにとっても、また検索エンジンの開発者にしても好ましいとは言えない。よって検索エンジンを運営する企業は検索アルゴリズムを見直し、こういった方法を利用するサイトのランクを下げるなどの対策を行ってきた。
近年ではこういった安易な方法はあまり行われなくなったが、検索エンジンの重要性は高まっており、それに伴って検索エンジンの上位にランクインするためにサイトへの工夫を凝らしたり、それを業務とする企業は増えている。こういった企業の発展は検索エンジンの上位にランクインさせるための正しい手法を広める一翼を担っているが中には不正にランキングを上げているものもあり、SEO対策が複雑になっていることを象徴しているといえよう。
増えつづけるスパム
スパムといえばもはアメリカのHormel Foodsが販売するランチョンミートの缶詰の事ではなく、「迷惑メール」を示すといっても過言ではないほど認知度の高い単語となっているが、メールだけでなく、「トラックバックスパム」や「SBMスパム」といった新たなスパムが増加しておりSEO対策を行っている人からすれば頭の痛い問題だ。
スパムメール対策については、総務省からの通達やISPによる対策が行われているため、最終消費者に届くスパムメールはピーク時ほど多くは無いが、依然としてメールサーバに負担を掛けつづけ、企業はその為に設備投資を余儀なくされたり、サービスダウンなど別の問題となっている。
これらのいくつかは明らかに不正行為と分かるため拒否することができるが、スパム判定に掛かる処理負荷は軽減できないことと、システム的な観点から見て正当な処理である時は、スパムであっても通過してしまうためシステムだけでは抜本的な対策が取れないことから根本的な解決は難しい。
これらのことから企業や個人はセキュリティソフトと共にスパムフィルタリングソフトを導入したり、拒否設定やフォルダの仕分けなどで対処している。
サイト自体のスパム対策は万全か?
このような状況においてSEO対策とはもはやマーケティングの要素だけではなく、情報セキュリティという観点からも対策を検討していく必要がある。CMSやブログ、掲示板の発達により、ユーザからの情報発信が容易に行えるようになったことは歓迎すべき事だが、マーケティングの効果だけに着目しセキュリティ面での対策を疎かにしたままだと効果的なSEO対策もセキュリティソフトによって除外されてしまう日がくるかもしれない。
あなたが管理するサイトがスパム行為を行っていたとしたらもはや言い逃れはできないであろうし、踏み台にされただけだとしても「サーバ管理が甘い」という非難は免れないであろう。それはアウトソーシングとしていたとしても同様に「見る目が無い」と言われかねない。
SEO対策を行う上では自身が行っている方法が将来的に不正とみなされる心配は無いか?SEO対策は今後もますます重要になってくるであろうが、今後はマーケティングの要素だけでなく監査の要素も含めた対策が必要になってこよう。
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