上位ランキングの価値とは?

ごく最近になって、“ランキングが全て”という考え方から脱却し、従来のマーケティングを別の角度から見直そうとする動きが、SEO業界の中で見られるようになってきた。ただ、「上位ランキング=成功する手段」とする考え方が浸透してからずいぶん時間が経過しているため、これを今すぐ脱却するのは非常に難しい。

上位ランキングと検索エンジンの関係

Google上で上位にランクインするのは、YahooやMSNでそうなるのとは重要性が違う。ユーザーの数、ユーザーの質、傾倒の違いはそれぞれの検索エンジンによって異なり、それらが全て上位ランキングがもたらす価値を決定する要因となる。

マーケットシェア(ユーザーの数):

マーケットシェアは検索エンジンの価値を測る最も一般的な方法。Googleは最も人気の高い検索エンジンで、マーケット全体の50%を占める。Yahooが10〜28%、ASKは1〜6%であることを考えれば、巨大なシェアであるといえる。マーケットシェアだけを考えれば、「Google上で上位にランクインしたい」というのは、誰もが当然望むことなのだ。

但し、マーケットシェア以外にも考慮すべき点はある。

検索される内容の質(ユーザーの質):

確かに、利用しているユーザーの数ではGoogleに敵うエンジンは他にないが、検索される内容の質でいうと、Googleが占める割合は低くなる。というのも、Googleで上位にランクインしたいと望む全ての人が、自分のサイトが現在どのランクにいるのかという(検索する内容の質からすると)あまり価値を持たない検索をするからだ。
もちろんYahooやMSNでもこういった検索はなされるが、Googleに比べれば数は少ない。
ただ、そうであったとしても、トラフィック数を見るとやはりGoogle経由がダントツで、この場合は検索内容の質よりもマーケットシェアの方が優位に働いたといえる。

ユーザーの傾倒の違い:

ユーザーの中には検索する内容によって利用する検索エンジンを変える人もいるため、ユーザーの(検索エンジンに対する)傾倒のレベルは検索エンジンによって異なる。研究者に好まれているエンジンもあれば、買物客に好まれているエンジンもあるといった具合だ。

例えばあなたがオンラインショップの経営者だとすれば、商品を購入する意欲のあるユーザーからのトラフィックを望むだろうし、情報を提供するサイトのオーナーだとすれば、その情報を欲しているユーザーにアクセスして欲しいと望むだろう。

自分のサイトの性質が検索エンジンが得意とする分野と一致しているかしていないかで、良質なトラフィックを多く得られるかどうかが決まるといえる。

この記事の続きはWhat’s a Top Ranking Worth?まで。

この記事の筆者:Stoney deGeyter

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