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多様な広がりを見せる検索サービス

コラム

 米Microsoftは2008年4月17日に同サイトの検索サービス「Live Search」のリニューアルを行った。これまでとの違いはぱっと見フォントサイズや色だが非常にシンプルで大きな検索窓と明るいイメージを与える画面には好感が持てる。検索サービスと言えばGoogleの独壇場とも言えるほど圧倒的なシェアを誇るが、ソーシャル・ブックマーク・サービスやナビゲーションサイト等、様々な形でユーザに情報を提供するサービスが登場しており、今後も検索サービス自体の向上が期待される。

今回のLive Searchの刷新は、活動が活発になっているMicrosoftのWebサービス戦略とどの程度の関連性があるだろうか。フロントエンドの検索窓は非常にシンプルでその他のサービスとの連携度合いを伺わせるようなものはないが、旅行検索サービス企業のFarecast Inc.を買収するなどサービスの拡充と拡張を図っており、明らかにWebサービスへ注力していることが伺える。

現在の所、Googleが検索市場で圧倒的なシェアを誇っているが、一歩引いて「検索」の本来の目的に照らし合わせて考えてみると、何も「検索」そのものが重要ではないと言うことに気づかされる。 そもそも「検索」とは必要な情報がどこにあるか分からない状態から「探す」為にあるのであり、どこに情報があるのか分かっているならば検索する必要など無いのであり、いちいち検索するのは手間が増えるだけである。とはいえ、Webの世界は毎日膨大な数のWebページが誕生しては消えており、それらの位置を記憶している人などおおよそ存在しない為に成り立っているのである。このように考えてみると、検索サービスというのはWebという業界特性故にその有効性にフォーカスが当てられているのであり、しかし、検索よりもさらに優れた情報収集、発信が可能であれば検索サービス自体に執着する必要はないのである。

SBSなどのサービスはその最たる例といえ、どの程度有効性があるかは未だ未知数な要素が多分に含まれるが、このようなサービスが増加し、ユーザにとって有益な情報がいち早く届けられるような仕組みができあがっていくのであれば大手で歓迎していきたい。今回のLive Searchの刷新はMicrosoftにとってどんな意味を持つのか。深く考えすぎかもしれないがMicrosoftの今後の戦略に期待してみたい。

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