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モバイル検索サイトの構築とモバイルSEO
“Mobile Search Optimization”で紹介されたモバイルサイトのデザインとモバイルSEOについて、Cindy KrumとRachel Pasquaのプレゼンを、その他モバイル検索の動向についてはGregory Markelのプレゼンを、それぞれ紹介したいと思う。
Cindy Krumのプレゼンテーション:
Cindy Krumは既存のサイトが、PC利用者に対してもモバイル利用者に対しても利用可能であるべきだとしている。ただモバイル利用者に対しては、CSSを使いモバイルフレンドリーなバージョンにするのが望ましい。
1. モバイルサイトは100%W3CのXHTMLで記述されていること。不適切なコーディングをした場合、モバイルブラウザだと修正がきかないため。
2. XHTMLアクセシビリティガイドラインに厳密に従うこと。アクセシビリティとは、情報やサービス、ソフトウェアなどの「利用のしやすさ」「受け入れられやすさ」を意味する。また、このアクセシビリティの観点から、モバイルブラウザ上に現れない画像については、テキストフォーマットによる注釈をつけること。
3. ダウンロード時間を最小限にするため、必要の無いコードは避ける。
4. コンテンツ管理のため、サイトの構築にはCSSを使用すること。特にモバイルに関しては、コンテンツの配置換えも重要となる。(例えばメニューをトップにするかボトムにするか等)
5. 外部のCSSファイルを使用すること。こうすると、モバイルブラウザごとに異なるスタイルシートにも柔軟に対応できる。
6. スタイルシートを添付するのにリンク要素を使うこと。これはモバイルブラウザにフレンドリーなフォーマットであるため。
7. スタイルシートは複数使用する。これはメディアのタイプ(screenやhandheldなど)に合わせてスタイルシートを作るため。
8. ユーザーに対して表示したくないページ要素がある場合には、display: noneを使い、その要素を非表示にする。
9. コンテンツにアクセスする際に利用されているモバイルデバイスを識別するのに役に立つヘッダ:HTTP User-Agent headers、HTTP Accept Headers、UAProf。
10. 適切なマイム(MIME)タイプを使用する:“text/html”または “application/xhtml+xml”。
Rachel Pasquaのプレゼンテーション:
Rachel Pasquaは逆に、PC利用者・モバイル利用者両方に対して既存のサイトを提供するのは望ましくないとしている。何故ならモバイル利用者は欲しい情報のみをピンポイントで検索する傾向があるため、より効率よく検索が出来る、PC利用者向けのサイトとは全く違うタイプのサイトを提供するべきだと述べている。
1. PCで検索する際に利用する検索エンジンと同じ検索エンジンをモバイル検索でも利用する傾向がある。
2. 推定234,000,000人の米携帯電話加入者のうち、実際にモバイル検索を利用している人は10%にすぎない。
3. モバイル検索利用者はいったん欲しい情報を入手したら(引き続き検索を続けるのではなく)検索を終了する傾向が強い。モバイル検索でのネットサーフィンは極めて稀である。
私(Ross Dunn)個人としては、PC利用者向けのサイトとモバイル利用者向けのサイトを分けるやり方により強く関心を持った。何故ならサイトを分けたほうが、メンテナンスがしやすいと考えたからだ。
Gregory Markelのプレゼンテーション:
1. 米国でのモバイル検索の普及は予想よりもゆっくりとしたペースで、今のところ19%に留まっている。
2. モバイル統計のソースに関しては、MMetrics.comが優れている(と思う)。
3. ユーザーが検索する際、2文字〜最大でも3文字のキーワードを入力して検索する傾向にある。
4. Nokiaは将来携帯電話での検索でも対応できるように、検索のプロセスを簡単にすることを決定した。
5. モバイルデバイスは、様々な機種のモバイルブラウザ間で問題なく利用できるための互換性を考慮し、最終的にシンプルさが求められる。
尚、原文については、Mobile Search Site Creation and Optimization: Part 1 of 2を参照のこと。
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